POF(早発卵巣機能不全)

排卵障害の1つに早発卵巣機能不全(POF)があります。40歳未満の卵巣性無月経と定義され、血中ホルモン値ではFSH>40mlU/ml E2<30pg/ml を示します。子宮は小さく内膜は線状で薄く、卵巣内の卵胞が枯渇している状態が多いとされ、このような状態では、現代医学では治療が困難といわれています。加齢によりPOFになるケースもありますが、不妊治療で排卵誘発剤やホルモン剤を使いすぎたことによるPOFも良く見られます。この場合はより強力に生殖機能を保持する「補腎」という治療をする必要があります。補腎薬としては、海馬補腎丸や参茸補血丸などの鹿茸製剤や胎盤エキス、杞菊地黄丸などが良く使われています。そのほか婦宝当帰膠のような養血薬や血府逐淤丸、折衝飲、温経湯などの活血薬などを適宜組み合わせます。(補腎薬の詳しい説明はこちら)

卵巣機能低下には、病院ではカウフマン療法で卵巣を休める方法をとりますが、十分な効果を得られないことも多いようです。ですから、じっくりと体質改善を行い卵巣機能を高める漢方薬のほうが、良い効果を得られるケースが多くあります。卵巣機能の低下のレベルや卵巣機能が低下した原因をきちんと調べて、必要十分な漢方薬を服用することが大切になります。

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